J1昇格お見送りが最も多いクラブとは?
2009年12月 3日
【J1昇格を決めた試合の対戦相手を調べてみると・・・】
いよいよ最終節を残すのみとなった2009年のJリーグ。鹿島と川崎に絞られたJ1の優勝争いに注目が集まりますが、個人的にはこちらも最後までもつれているJ2の昇格争いに惹かれるものがあります。
現在3位の湘南が95ポイント、4位の甲府が94ポイントと、わずか1ポイント差で5日のゲームを迎える訳ですが、J2が創設された1999年以降、自動昇格クラブがJ1昇格を決めた試合の相手を調べてみると、ちょっとしたパーセンテージが出てくるんです。以下、データです。
1999年 川崎…第34節・鳥栖@等々力
FC東京…第36節(最終節)・新潟@新潟市陸
2000年 札幌…第39節・湘南@平塚
浦和…第44節(最終節)・鳥栖@駒場
2001年 京都…第43節・湘南@平塚
仙台…第44節・京都@西京極
2002年 大分…第41節・大宮@大宮公園
C大阪…第43節・新潟@長居
2003年 広島…第43節・鳥栖@広島ビッグアーチ
新潟…第44節(最終節)・大宮@ビッグスワン
2004年 川崎…第36節・水戸@笠松
大宮…第42節・水戸@大宮公園
2005年 京都…第37節・水戸@西京極
福岡…第42節・徳島@博多の森
2006年 横浜FC…第51節・鳥栖@鳥栖 ※昇格決定は試合終了後、移動中のバス内で
柏…第52節(最終節)・湘南@平塚
2007年 札幌…第52節(最終節)・水戸@札幌ドーム
東京V…第52節(最終節)・C大阪@長居
2008年 広島…第37節・愛媛@広島ビッグアーチ
山形…第44節・愛媛@ニンスタ
2009年 C大阪…第48節・草津@長居
仙台…第48節・水戸@Ksスタ
目に付くのは水戸のお見送りの多さ。2004年に初めて川崎を見送ると、同じシーズンに大宮も見送り、さらに2005年の京都まで3クラブ続けて昇格の瞬間に遭遇。1999年以降で数えれば、22クラブの昇格中5クラブの昇格お見送りは全体に占める割合の23%ですが、初めて川崎を見送った2004年以降は、12クラブ中の5クラブとなると、割合は42%まで跳ね上がります。
残る昇格の1枠が決まる2009年のJ2最終節。水戸の相手は、過去3度に渡って目前での昇格を見送り、今年は自らの昇格が懸かっている湘南となっています。
【水戸サポーターの気骨ある応援にも注目を】
間違いなく最終節はスポットライトを浴びることになるであろう水戸ですが、特筆したいのはサポーターの熱さ。2004年、大宮が昇格を決めた大宮公園にあって、次々とゴールを割られるチームに最後まで声援を送り続けた50人弱。
2007年、札幌が昇格を決めた札幌ドームにあって、塩沢勝吾の先制ゴールに熱狂し、前田秀樹監督のラストゲームということもあって、試合後には全員が号泣したという10人強。私はどちらの試合も会場で取材していましたが、水戸サポーターから感じ取ることのできた気概が強く印象に残りました。
他にも、コールを送るときには“ホーリーホック”ではなく“FC水戸”という呼称にこだわっている所や、2007年には開催発表記者会見を開くなど、Jリーグ史上最大のフェスと言っても過言ではない“漢祭り”を完全サポーター主導で敢行してしまう所や、その他モロモロも含めて、決して人数は多くないかもしれませんが、“応援そのものを楽しむ”姿勢を体現している彼らは、もっと注目を集めてもいいんじゃないかと思っています。
最終節のケーズデンキスタジアム水戸。会場は湘南ホームのような雰囲気になることが予想されていますが、その中から聞こえてくる水戸サポーターの気骨ある応援にも是非注目してみて下さい。
【JFLではアルテ高崎がキークラブに】
なお、蛇足としてJFLでは、2007年のFC岐阜、2008年の栃木SC、2009年のニューウェーブ北九州と、3年続けてそれぞれ事実上のJ2昇格が決定した瞬間に立ち会っているアルテ高崎が、ちょっとキークラブになりつつあるようです。
と、今回はまったく番組の内容と関係なくなってしまいましたが、今週のFoot!はマリーニョさんをお迎えして、“ゆりかごダンス”でおなじみ、ベベットのインタビューをご紹介。また、ヨーロッパリーグのグループステージ第5節全ゴールハイライトもありますのでお楽しみに!
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初回放送は毎週金曜23:00-24:00。
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