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JFA公認C級コーチ養成講習会レポート 3日目+前半総括

埼玉県サッカー協会主催のJFA公認C級コーチ養成講習会の3日目が終わった。

各2泊3日ずつ前後半に分けてのC級コーチ養成講座も今日で3日目。はやくも前半が終わった。そこで3日目のレポート共に、前半の総括をまとめたいと思う。

まずは前日までと同じように、3日目のスケジュールを軽くおさらいする。

この日は

実技 ゴールを奪う~シュート~

実技 ゴールを奪う~突破~

昼食

講義 メディカルの知識

講義 プランニング、指導実践ガイダンス

解散

というスケジュールになっていた。

今日は朝から実技が行われたのだが、正直30代の体に3日連続の長時間練習は厳しい。実は今回の講習会で30代以上の参加者は16人いたのだが、そのうち12人は30代グループに、私を含めた4人はそれぞれ2人ずつ若者グループに入れられた。この若者が本当に若くて、C級コーチは18歳以上から取得できるのだが、その基準をクリアしたばかりの19歳~21歳が多く、実戦形式のゲームなどでは対応に苦慮させられることとなった。

余談だが彼らのほとんどはボランティアで地元の少年団などを指導していて、大学生のうちからそうやってサッカーに貢献する姿に尊敬の念を抱いた。素晴らしすぎる。

実技に関して、私はまともなサッカーの指導を受けたことが無かったため、最初から的確な動作をしてくる現役バリバリな若者たちについていくのがやっとだった面もあった。これは30代の人何人かが言っていたが、C級以上のライセンスを求める場合には間違いなく若い頃に取得しに来たほうがいい。なんせ、実技が22時間ほどあるのだから。

本題に戻ろう。この日の実技はゴールを奪うためのプレー、すなわち機会を逃さず、そしてシンプルにゴールを奪うことと、打開してゴールを狙うことが指導された。折しも昨日の日本代表の低調な試合を見ているだけに、多くの受講者が「あいつら、この講習受ければ改善されるんじゃないの?」と思ってしまったのは事実である。

シンプルにゴールに迫るとき、まず大事なことは何か。そこにはもちろんキックの精度(枠を捉える)という大前提があるが、それにも増して「まずはゴールを見て最短距離を判断する」ということが重要となる。ついついチャレンジをせず惰性のパス回しをしたならば、たちまちインストラクターにプレーを止められ、そのプレーに関する問いかけと、こちらの意図があればそのヒアリング、そして本当はどうしたら良かったのかの指摘がされる。もしこれが昨日の試合だったら、何度止められたことだろうか…。そしてアマチュアレベルでさえ指摘すれば修正できることが、トッププロで修正できないというのはどういうことだろうか…と悩んでしまった。コーチが悩むってことは子供に説明できない。これは大問題だ。

次の突破に関する実技でも、シンプルにゴールへ迫ることが要求された。突破では自分がドリブルをしても味方をうまく使ってもどちらでも良い練習が課され、とにかくゴールを狙い続けた。そういえば個サルに行ったとき、「やけにシュートばかりを打つやつがいるなあ…他の人がつまんねえだろ」と思ったこともあったが、指導者の観点からしたらあれは問題がないどころか模範的な行動になるのか…と反省した。

とにかく大事なのはシンプルなこと、受け手(シュートを打てるポジションの人)にとって最適なボールを出すことだった。自己満足で不正確なダイレクトパスをするのはマズイわけだ。しっかりルックアップして、味方の位置・敵の位置・GKの位置を確認し、次のプレーを判断することが求められていた。個人的にだが、子供にここまで要求できることに驚いた。そして、実際子供がすぐに覚えて実現してしまえることにも驚いた。そしてそれがゴールデンエイジの特徴である。

午後はメディカルにて女医さんから怪我や熱中症に対する対処方法(RICE処置)や脳震盪の症状などに関する説明を受けた。質問も色々と出たのだが「子供が鼻血を出すのだけどどうすれば?(鼻頭を圧迫する)」「ねんざした時にはどうしたら?(まずは整形外科でレントゲンを絶対に撮ること)」などの応答がなされた。

前期最後の講義はプランニングと指導実践ガイダンス。これは何かというと、実は後期に我々受講者が実際にテーマにそった練習とそこでの改善指導を行うことが(試験として)義務付けられているので、それに関する説明である。大事なのは、練習を正しくオーガナイズ(設定)して、問題のある場面で止め(フリーズ)、どうしたらいいかを指摘する(コーチング)ことだ。特にフリーズをした後に具体性のある説明、もしくはデモが見せられる指導者は評価が高いとのことだ。サッカーをまともに経験していない私などは、後期に向けてトレーニングが必要かもしれない。

最後の最後に、非売品だという秘蔵映像にて日本サッカーの歴史をなぞるDVDを見せてもらった。そこにはドロドロのグラウンドで戦術も技術も関係なくサッカーをする時代から、クラマー氏によって急激にレベルアップする日本とメキシコオリンピックでの素晴らしい結果、しかしその後急速に求心力を失った日本サッカーリーグや、全てを打開すべくはじめられたJリーグ、そしてドーハやワールドユース、日韓W杯の映像がこれでもかと収められていた。不覚にも不遇の日本リーグ時代から突如として爆発するJ時代とのあまりの変化に、なぜか目頭が熱くなってしまった。

一方でそれに続く映像も衝撃的だった。それはある年の全国中学校選手権の決勝戦の映像。まずはインストラクターから「優勝チームが4本以上のパスを繋ぐ回数はどれくらい?」「一方で負けたチームだとどうだろう」といった質問がされた。私は前者なら20回、後者なら5回くらいかな…と思ったのだが、これがあまりにショックな結果で驚かされた。

というのも、優勝チームは4回以上のパス回しはたった10回以下。実は負けたチームのほうが回数が多いのだ。さらにインストラクターの方いわく、この回数が多いほうが負けがちだと。つまりまっとうなサッカーをしていたら負けてしまうのが中学校の全国大会なのだ。しかし想像してほしい。日本で一番強いチームが、2~3人が攻めてあとはドン引き、ボールは大きく蹴るかコネコネのドリブルで運ぶばかり。結果としてパスは回らない…。そんなチームが優勝してしまうこの現実と、そんなサッカーを強いる指導の現場は健全だろうか。もちろん勝利主情主義が存在してしまうのは仕方がないが、この大会が日本の中学校のサッカーを高めているか、というのは甚だ疑問のように覚えた。

とにかく、日本のサッカーを取り巻く環境は思った以上にマズいことになっていて、それを変えることができるのは指導者と選手に他ならない。昨日は「指導者は教え子の将来に責任がある」というようなことを書いたが、「サッカー指導者は日本のサッカーの未来に責任がある」とも言い換えられるのだなと、強く感じさせられた。そういった思いに気が付けただけでも、この講習会に来て良かったと思えた。

この日はここで解散してしまったので、あとは総括とさせていただく。

順番が前後してしまったが私のスキル・状況を説明すると

・フットサルはここ6年ほど週に2~5回プレー
・いちおう埼玉県の公式戦にも出ていたことがある
・フットサルをこれからはじめようという大人に対し、教えることがある
・サッカーは中学の時にかじった程度、専門的指導を受けたことは無い
・15~22歳までは文科系の部活に所属
・現在31歳

といったもの。子供の頃からサッカーをやってきたわけではないが、フットサルはそこそこできるし、指導する立場になったこともある。普通の人よりはトレーニングも積んでいる。そんな状況である。

このような人間がC級講習会を受けに来てどうだったかと言えば、まずは「結構体キツイです」というのが正直な感想だ。とにかく講習会のように連日長時間グラウンドに立っていたことがないため、足首や膝への負荷が半端ない。またサッカーの基本的な動きが染み付いていないため、無駄が多く、おそらくはその分他の人よりも疲れてしまう。さらにフットサルの動きをしてしまったが為にプレーを失敗することも何度かあった。特にワンタッチ目を懐に収めてしまう(足裏でボールをキープする)ことをかなり注意された。確かにサッカーじゃやらないプレーだよなあ。

そんなわけで、3日目の疲労度はかなりのものである。悪いことを言わないから、このライセンスは若いうちに取りに来たほうが良い。しかしそこはがんばり次第でなんとでもなることも確かだ。50歳以上で取りに来る人も珍しくは無いようなので…。

また環境面を案内すると、埼玉県のサッカー協会が主催するこういった講習会は、基本的に東松山にあるリコーの研修センターで行われる。こちらには教室や泊まるための2人部屋、大浴場、土日でも稼動する食堂があり、こういった合宿を行う会場として最高の環境と言える。なによりナイター設備つきの人工芝サッカー場がある点が素晴らしい。ただしこんなに恵まれた環境は、少なくとも関東では埼玉ぐらいだとも言われた。埼玉に住んでいたのは幸運だったかもしれない。

ということで、3日間に渡って書き散らかさせていただいたC級コーチ養成講習会のレポートはいかがだっただろうか。指導者が集まり、長い時間を共有することで、自ずと日本のサッカー界がかかえる矛盾や問題点も明らかになった部分があったように思える。本当に現場へと来ることは重要なことなのだと再認させられた。そして改めて意識の高い指導者による草の根指導に驚かされ、彼らには頭が下がる思いであった。もしこうした情熱と理論を備えた指導者が日本を多い尽くすまでになったとしたら…日本のサッカーも新時代に突入できるのかもしれない。それは2050年までかかるかもしれないけれど、そう悲観することも無いのではと思う。

なお他にも何名かフットサルC級コーチのために来ていた参加者がいたが、やはりサッカーのC級が必須とされていることに若干の疑問は抱いているようだったことを付け加えておきたい。

では、また来月行われる後半の講習会レポートをお待ちいただければ。最後に、疲れたり酔ったりしたダメな頭で書いた乱文乱筆をご容赦いただいた読者の皆様に感謝したい。

オラニエ 中山記男

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JFA公認C級コーチ養成講習会レポート 1日目
JFA公認C級コーチ養成講習会レポート 2日目


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コメント

なげーよ。
3日間お疲れ様でした。後半も楽しみにしています。別口で、もっと詳しい感想を書いていただけるなら是非読みたいです。
≫個人的にだが、子供にここまで要求できることに驚いた。そして、実際子供がすぐに覚えて実現してしまえることにも驚いた。
ってこれはそういうビデオを見たって言うこと何ですかね?
素晴らしいレポありがとうございました。
後半がんばって下さい。
講習前に「C級養成講座はどこでもこんなものと思わないでください」とコメントしたものです。少々、老婆心が過ぎたようです。場所も時期も違いますが、内容や感想は私が取得したときに、とても近いです。レポートありがとうございます。
お疲れ様でした。ありがとうございました!
>1
この長さで3本書いて、今までそのコメントが無かったことがすごいなと自分で思ってましたよw
>2
>これはそういうビデオを見たって言うこと何ですかね?
ビデオを見たのではなく、実際に子供を教えるコーチから、本当にこんなことがあったんだという経験談をいくつか聞きました。
>こういった合宿を行う会場としてそん色ない。←日本語の適切な使い方もできないくせにライターとか名乗るなよ。
>7
たしかにここはおかしいですね。訂正させていただきました。
C級ライセンス取得合宿でご一緒だった千葉という者です。
食堂で中山さんからこちらのサイトを教えて頂きました。 3日間お疲れ様でした。指導者講習とはいえ、フィジカルもかなり要求されMAXの筋肉痛での月曜日ですね。 こんなにまとまっていて凄い!
勝手ながら、私の所属するチームやサッカー関係者とこちらのサイトを共有させて頂きます。 後期も頑張りましょう!
現在の代表選手はこのようなライセンスを持っている指導者に指導されて育ってないんでしょうね。
C級ライセンス取得に興味が出てきました
頑張ってくださいね。 >リコーの研修センターで行われる。
>こういった合宿を行う会場として最高の環境
見に行くほうとしては大変な場所なんだよな・・・。
現在の代表選手はこのようなライセンスを持っている指導者に指導されて育ってないんでしょうね。>>現在のJFA公認指導者体系は2004年からなので、恩恵を受けているのは金崎か乾あたりでしょうかね。 それ以前の指導者制度は、J初期(J3年目あたり)に急いでプロ指導者としてS級を設けたので、人数を確保する為に現在よりも比較的楽に取得できました。 まあ、昔から情熱を持ち知識を貪欲に吸収する指導者はいましたが、高校サッカーに代表されるように、日本の育成年代の大会は、ノックアウト方式のトーナメント戦が主でしたから、1試合でも多く経験させる為に矛盾していますが、逆に勝負にこだわるコーチも多かったようです。 だからこそ、JFAユースダイレクター布氏が提唱する育成年代のリーグ戦導入に期待しています。一刻も早く、高校サッカー年代でも導入して欲しいです。 10さん>>C級ライセンス取得に興味が出てきました>>若いうちにチャレンジされた方がいいですよ。 注意点としては、D級は更新料さえ払えば失効しないけれど、C級はリフレッシュ講習会や実際にチーム指導するなどしてリフレッシュポイントを獲得しないと失効するということです(ちなみに更新時期のタイミングは違うが、審判も毎年更新制)。 もし、取得を目指されるならがんばってください。
現在のJFA公認指導者体系は2004年からなので、恩恵を受けているのは金崎か乾あたりでしょうかね。>>20歳前後の選手はパスだけの選手が少ないように思えるのはその指導体系のおかげなのかもしれませんね。
確かに乾の仕掛けようとする意識はいいですよね。隙があればシュートを打とうという姿勢は好感が持てます。

後半のレポート、楽しみにしています。ゴールにプライオリティをおくというのはトップでも持っていると思うんですけどね。ただ、プレッシャーを避けようとするきらいがあるのは確かですが。
JFAのテクニカルスタディでもポゼッションとカウンターを分けて考えてるところですよね。どちらかのみの試合などないわけであって、単に二項対立でなくて、本来、補完関係にあるのに。メディアでもそれに準じて試合内容を評する傾向がありますが、ちょっと類型化しているような気がします。
各カテゴリーで全国津々浦々でのリーグ戦
人生経験豊富なお爺さんコーチの活躍
サッカーを楽しむ子供達
これに尽きる
パスを繋ぐことを重視しないサッカーが実績を残しているのなら、
それが「まっとうなサッカー」なんじゃないの?
パスを繋ぐことを重視しないサッカーが実績を残しているのなら、それが「まっとうなサッカー」なんじゃないの?>>育成年代のサッカーの話ということに注意してください。 トップレベルではロングパスが有効ですし、点が決まるときはパスの本数が少なくシンプルな時が多いというデータはあります。 ただ、それを育成年代からしていたらどうなのかということです。 誤解の無いように書いておきますが、ロングボール自体は重要です。
速攻のチャンスがあるならきちんと正確に、狙いをつけてロングボールを蹴れるなら問題ありませんし、育成年代でもどんどん狙ってほしいと思います。
ですが、多くの場合そうではありません。 ただ、アバウトに前に蹴って、日本人のその世代ではそれなりに能力のあるFWを含め数人が点を取る。 これを育成年代から続けたらどんな選手が生まれますか? 言うまでもなく、日本人はブラックアフリカンほどの身体能力はありません。日本人同士の育成年代では通用していても、トップレベル(大人)、ましてや国際試合で、そのような環境で育成された日本人FWが太刀打ちできるでしょうか?
現に今まで、アバウトなボールでも決めてしまえるような日本人FWは生まれていませんし。 それに、アバウトなロングボールを続けたら、中盤やDF陣はボールに触れる回数が少なくなります。
育成年代ではとにかくボールに触れさせることが第一です。 ですから、中盤を省略するような、ビルドアップをしようとしないサッカーは、日本の育成年代では選手の成長という面で弊害が多いと言えます。 そのことをレポートで書いておられるのでしょう。
正しい指摘だと思いますよ。
>17
どちらか一方っていうわけじゃないですよね。速攻、遅攻も要所、要所で判断できるようになることが重要なんじゃないですかね。
実際、今、Jのトップだと、CBのフィードが重要になってきていますが、そういったCBが少ない。だから、ボランチだった選手をCBにコンバートするとかして対応していますが、精度の高いロングパスができる選手が少ないというのは、逆に言うとつないでいこうという意識をもった試合をCBだった選手がしてこなかったということかもしれませんね。ビルドアップが重要だから、後方からのロングパスも同様に重要になってくるってことなのかと思っていますが。

確か、W杯のデータだと上位の国は軒並み、ロングパスの成功率が高いというのがありましたが、日本はその点、劣っていたように思います。
基本的技術にまだ問題あるんでしょうかね。
仮に失敗に終わったとしても意図のあるロングパスと意図のないロングキック、いわゆる「バカ蹴り」は一緒じゃないよ。
一番良くないのがこのバカ蹴り。
日本では学校によってはそこそこ強豪校の高校年代でもたまにバカ蹴りが見られるけど、サッカーネーションと言われる強豪国ではU-10年代ですらバカ蹴りはしないよう指導を受けている。 ところでさ、この中山某は今まで指導者ライセンスは一切持ってないのかな?
ライターだって書いてるコメントもあるようだけど、ライターなのに指導者の養成現場は初めてってこと?
S級やGM講座、アカデミーのエリートプログラムで何をやっているかを目の当たりにしたら鼻血出して頭が沸騰するんじゃないか。
19さん>>海外の育成指導者が、日本の少年サッカーそれも普通の地方のクラブや小学校のチームのサッカーを見て、『意図的でないパスが多すぎる。単に前に蹴るのはサッカーではない』って言ってたね。 ただ、地方の小学校のチームとかはD級すら持ってない先生が指導していることが多い(一応、JFAは公には2004年から12歳以下の指導はD級コーチ資格以上を持ってないとだめとしたんだけど)。資格を持った外部指導者がいればいいんだけど、なり手がいないチームの方が多いし。 そうしたチームは特に単に前に蹴る。あるチームは、ヘディングの練習で、手を胴体につけたまま(気をつけの姿勢のまま)、大きくそってやらせていた。基本的な指導もできていないと感じた。 あと、
http://supportista.jp/2010/02/news04112452.html で、オラニエ 中山記男氏は2006年にD級取得したって書いてるよ。 D級の時はこうした育成現場の話は聞いていなかったんだろうね。
D級はたった2日間だし、夜の交流もないし、自分から時間を見つけて、話しかけないと何も分からないし。 それにD級を取りにいく人は、今まで素人だった人の方が多いから(なり手が無く、仕方が無く取りにいく意識が低い人もいる)。 まあ、トップレベルのサッカーなどの取材しかしたことが無かったんだろうね。
サポティスタの他の記者も、他のサッカーライターも、月刊サッカークリニック等の育成関連書籍を読んだり、育成現場の声を取材したり、コーチのブログ(例えばFCバルセロナ福岡校の村松コーチのブログ)を読んだりしてから、記事を書けばより説得力が出るのにといつも思う。 まあ、今回のC級の一連のレポート自体は良かったけれど。今後も続けてほしい。
講習お疲れ様でした。昔受講したことを思い出しました。
理論と実際を理解されたサッカー人になられることを願っています。
アマチュアでも修正できることがトップで修正できないのは何故かという疑問は、皮肉を込められているのでしたらコーチの発言としては少々良い気持ちはしません。同業者は意図や苦労、重圧を共有できるものです。 >16の方のコメントは核心をついていると思います。
もう少し踏み込んで考えると、中学年代のチャンピオンチームのコーチングスタッフがJFAの育成ガイドを知っていないのか、選手の将来を考慮していないのか、日々のトレーニングでも決勝の試合に沿うようなメニューを行っているのか、そのようなことに思い巡らせて、現場を見て頂ければ、少し違った感想が生まれるのでは無いかと感じました。
国内、アジアレベルであれば、パスを重視せずとも勝てるっていうことじゃないですか。

浦和対ミランを見たときに、あれでは欧州相手では勝てないと思いましたけど、逆にガンバ対マンUのほうが希望が持てた。そういう意識を育成世代でも、もってほしいから、リーグ戦導入で勝利至上主義にならないようなサッカーを協会も求めているようになったなんじゃないですかね。

勝ち負けよりも、いかに世界に通用するような選手を育てていくか。確か、野洲の山本さんも、あまりにも国内の大会ばかりを向いて、その上を目指せないような状況に危機感を感じていたように思うんですが。
22 国内、アジアレベルであれば、パスを重視せずとも勝てるっていうことじゃないですか。>>
育成年代の話ということに注意してください。 育成年代の全国大会で、そういった育成を度外視したようなチームが頂点に立ったり、上位に来るのが問題と指摘してるわけです。 強豪として名が知れれば、有力選手が集まりますから(また、勝ち進まないと、公式戦の数自体が増えないということもある)。
これはノックアウトトーナメント方式大会が主だった日本の育成年代の長年の問題です。 だからこそ、JFAユースダイレクターの布氏が育成年代に年間リーグ戦を導入しようとしているんですよ(2010年度から4種小学校年代で導入。他の年代も導入される)。
ただ、勝利至上主義は育成年代では当然だめですが、勝利への意欲自体はとても大事なことです。 要は『勝利する為なら育成を度外視したサッカーでも勝つ』のではなく、
『いい内容での“勝利”を目指す』ということが大事なのです。 『いい内容だから負けてもいい』では、能力があっても勝負弱い選手、実戦では役立たない技術を持った選手、真剣勝負では使い物にならない選手しか生まれません。 その辺のバランスが難しいのは分かっていますが、日本の育成年代の指導者はそれを肝に銘じて指導すべきです。
>23
いやいや、トーナメントに特化した勝利史上主義に賛同してるわけじゃなく、上の21さんが触れている、「中学生年代のチャンピオンチームがJFAの育成ガイドを知っていないのか」という反語表現への反論ですよ。

国内・アジアレベルで通用しても、欧州相手ではパスをつなぐ意識が希薄なサッカーではトータルに見て難しいでしょうと。「いい内容での"勝利"を目指す」というよりも、パスをつないでいくサッカーでなければ欧州相手では勝てないのではないかという話です。

「面白いか、つまらないか」という興行的な問題もありますが、
『ガチガチに守って、ロングボールでライン裏狙いが主体なサッカー』よりも、『パスをつないで、速攻でも遅攻でも、常に数的有利を最終局面で作れるサッカー』でなければ、
組織でも個人でもアジアを上回る欧州には、対抗できないという考えです。

だからこそ、つなぐサッカーで国内で勝てるチームというのが求められていると思うんですが、一発勝負ばかりでは、その熟成を待たずに速成で対応可能な縦ばかりに早いサッカーが勝ってしまう。それを危惧して、早く、リーグ戦主体にするべきなのではと思っているのですが。

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