スチームクリーナー失敗談

私はこれまで3種類のスチームクリーナーを購入しました。
なぜ?と思いますよね!それはやってはいけない失敗を繰り返してしまったからです。

この記事は満足の出来るスチームクリーナーを見つけるまでの
私のスチームクリーナー失敗談です。

業務用ならまだしも、一般家庭には1台のスチームクリーナーがあれば事足ります。
多くてもキャニスタータイプとハンディタイプの2種類です。

家計を預かる主婦としてあなたに私と同じ無駄使いをして欲しくありません。
これからスチームクリーナを買おうとしている方に少しでも役に立てていただける様、
理由も説明しておすすめ出来るスチームクリーナーも最後に紹介しています。

 

高温の効果を期待したハンディータイプで失敗

私が最初にスチームクリーナーを買おうと思ったのは、
テレビで偶然観た通販番組でした。

テレビ通販でよく見かける司会者とアシスタントが一緒になって煽る番組です。
その頃の私はダックスフンドの花ちゃん(犬の女の子)の粗相にうんざりしていました。
布製ソファーや畳に知らない間にオシッコ、ため息しかでませんでした…

そこにテレビで聞いた「嫌な匂いもリフレッシュ!」と言う言葉が頭をグルグル…
デメリットは一切考えずに電話していました。

h2oスチームFX

購入したのは「H2OスチームFX」です。

実際に使ってみるとテレビで観たのとはなんか違う…
テレビでは勢いよくすごく高温になったスチームが出ていたはずなんだけど、
直接触れるんじゃないかと思うほどの蒸気です。全然高温ではない感じ。

キッチンの換気扇や五徳をやってみたのですが、申し訳程度にしか油汚れが落ちない。
スチームクリーナーについて後から色々調べてわかったことがあります。
通販番組では「洗剤いらず」と言っていたけど、洗剤があるとないとでは汚れ落ちが段違いです。

花ちゃんのオシッコの臭いが気になっていた、
布製のソファーと畳をやってみたら、愕然とする結果に…

高温になってないんじゃと言う疑問の通り、掃除したあとがびちゃびちゃになってしまいました。
せっかく買ったのだから、しばらくは我慢して使おうと一年近く使いました。

もうダメだと思ったのは、蒸気が十数秒しか出なくなったことです。
1年間の保証期間ギリギリだったんですが、修理してまで使う気になれませんでした。

どうも水道水に含まれるカルキ成分が詰まってしまった様です。

 

高温の効果を期待したモップタイプで失敗

故障した「H2OスチームFX」の次に買ったのがモップタイプのスチームクリーナーです。
「アイリスオーヤマのSTP-201」と言う機種。

「H2OスチームFX」は、本体を持ちながらスチームをかける必要がありました。
モップタイプであれば、流行りのスティックタイプの掃除機と同じ様に
畳やフローリングを掃除できるので期待大でした。

ところが本体に水が入っているので、結構な重さのものを動かすことになります。
これも女性には重労働に感じられます。

アイリスオーヤマは、知名度もあるし、物作りもしっかりとしているイメージで選びました。
それになんと言ってもアイリスオーヤマは、高コスパと言うイメージがありました。

購入した機種は他のモップタイプのスチームクリーナーと比較しても
ドンキなどにはもっと安いスチームクリーナーも売っていますけど、
安い方ではなかったので高温スチームが出ると効果を期待していました。

今度はテレビではなくアマゾンで購入です。

もちろん口コミを見ながら他のスチームクリーナーとも比較して、
悪い評価もしっかり読んだつもりだったのですが、
やっぱりアイリスオーヤマのスチームクリーナーも思ってる様には高温にならない結果に。

アマゾンの説明には100度以上の高温が出る様に書かれています。
正確には(100度以上のスーパーヒートスチームが発生)と書かれています。

しかし、掃除してみるととても100度以上の高温とは思えない。
やっぱり畳やフローリングもびちゃびちゃになってしまいます。

おすすめ出来るサイトとして後ほどリンクで紹介しますが、
色々なスチームクリーナーの噴射温度を実際に温度計で計測し
いろんな機種を評価しているサイトがありました。

購入する前に見つけることが出来たらよかったのですが、
本当の噴射温度はしっかりと100度を切ってます。

 

スチームクリーナーは効果なしなの?

スチームクリーナーを買おうと思ったきっかけは花ちゃんのオシッコの消臭だったわけですが、
油汚れを新品の様にまではいかなくても綺麗に出来る、
ウイルスを殺す効果や殺菌効果だけでなく、高温で繁殖まで抑えることが出来る。
などなどスチームクリーナーの効果を期待して購入します。

テレビ通販では悪い部分をわざわざ放送するわけはありません。
メーカーのホームページだってそうです。
本当の評価は使ってみないと出来ません。

機械音痴な私は旦那にスチームクリーナーって機種で違いがあるのだろうと疑問をぶつけてみました。
ネットで調べていた旦那が言うには、噴射する温度や勢いはどうやらお湯を沸騰させる機構の種類による違いがあるとのこと。

「パネル式」と「ボイラー式」の2種類で、
この2つのうち高温のスチームが出るのは「ボイラー式」だそうです。

どうやら私が買った2機種は、「パネル式」だったみたいです。
どちらにしても、もう使う気にならなかったので、どちらなのかも調べていません。

2度の失敗を繰り返してしまった私は、一旦整理することにしました。

スチームクリーナーの形には3種類があります。

  1. ハンディタイプ
  2. モップタイプ
  3. キャニスタータイプ

そして最も肝心なのが沸騰させるヒーターの違いです。

  1. パネル式
  2. ボイラー式

たくさんのスチームクリーナーの噴出温度をテストをしている
スチームクリーナーレンタル会社があります。

温度計を使ってタイプ別で実際の噴出温度を計測がされています。
ハンディ、モップ、キャニスターの3種類で温度が高いのはキャニスタータイプです。

 

スチームクリーナーの口コミをチェック

スチームクリーナーレンタル会社のサイトで口コミのリンク集も掲載されています。
ぜひチェックしてみてください。→→→スチームクリーナー総合ランキング

ハンディータイプのトップは、iSiLERの高温洗浄ハンディ
スチームモップのトップはSharkのGENIUS S5013J(ただしモップタイプは皆パネル式なので私はおすすめしません)
キャニスタータイプはスチームファーストDX

 

私のスチームクリーナーおすすめ機種

満足出来るスチームクリーナーを探す長い旅が終わり、
我が家で活躍しているのは、スチームファーストDXです。

スチームファーストDX

スチームファーストDXにデメリットが全くないわけではありません。
唯一のデメリットは、沸騰までに時間がかかること。

でも、高温にするためには時間がかかるのが当たり前です。
パネル式は掃除できるまでの時間が短いですが、
ただのお湯じゃないの?と思う温度では汚れが落ちません。

せっかく掃除したのにびちゃびちゃになるのは大きなデメリットです。

スチームファーストDXは、キャニスター式で普通の掃除機みたいな形をしていますので、
本体を持つ必要がなくホースの部分だけなので掃除もかなり楽に出来ます。

難関だった畳やフローリングも掃除後はびちゃびちゃにはならずすっきりします。
最初から付いている付属品も充実していました。

付属品を活用し、お風呂のカビ、鏡のカルキ汚れ、玄関のタイル、トイレの便器と床、
家中気になっていた箇所が綺麗になって大満足です!

ジャパネットタカタで販売しているケルヒャーもおすすめ出来る機種だと思います。
スチームクリーナーは使ったことがありませんが、
ケルヒャーは高圧洗浄機をジャパネットで購入して使用感も満足しています。

スチームファーストDXを買う時に最後までケルヒャーと迷いました。

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比較してみると、最初から付属しているアタッチメント類もスチームファーストの方が豊富です。
大掃除の時には休憩せずに長時間使用できるのも魅力でした。

また、スチームファーストDXには、スチームマジックと言う洗剤も付いています。
最初は私も「洗剤は必要ないんじゃ?」と思っていました。

でも、スチームマジックを使って掃除するのとしないのとでは、
汚れ落ち具合が明らかに変わります。

スチームクリーナーで掃除する箇所はすすぎが出来ない場所が主です。
天然成分で出来ているので、あらゆる場所に安心して使用可能です。

  1. ソファー(布も皮も)
  2. フローリング
  3. キッチンのレンジ台
  4. 電子レンジ
  5. 冷蔵庫の内部
  6. 部屋の壁
  7. エアコン内部

ただし、スチームマジックは濃縮タイプなので
さすがに濃度濃くするとベタベタ感が残りすすぎしたくなります。ご注意ください。

コツは
スプレーする
5分ほど放置
それからスチームクリーナーで蒸気をかける

動画を見つけたのでこちらご覧ください