スチームクリーナーで浴槽の掃除はできる?
スチームクリーナーで浴槽の掃除!水あかやカビなども一気に除去
最近世間で人気のスチームクリーナーですが、実際にどんな場所で利用すると便利なのでしょうか。
まずは利用する場所から見ていきます。カビや水あかで気になる場所と言えば浴槽です。浴槽は湿気が多く、すぐにカビや水あかが出てきてしまいます。
浴槽の水あかやカビ取りに有効なのがかびキラーで、確かによくとれますが欠点があります。カビキラーを噴射して自分の洋服などについてしまうと付いた部分の洋服の色が白く変色してしまったりしたことはありませんか。
カビや水あかはよく取れますが、ちょっと失敗すると洋服に液が付着して着ていた洋服がその後着られなくなったりします。そうならないように、カビや水あかを取り除く方法が他にないのでしょうか。
あと、カビキラーを使うと換気に気をつけなけれいけません。塩素ガスの発生で、呼吸が苦しくなったりして身体にはあまりよくない成分が含まれています。カビキラーを使うと、そういった心配をしなければいけません。
そこで、カビキラーではなく浴槽のカビや水あかをきれいに取り除く方法は無いのか見ていくと、スチームクリーナーというのがあります。スチームクリーナーは塩素などを使わないで水だけを使用するタイプなので、健康上何の問題もありません。
スチームクリーナーを使うと水あかはきれいに取り除くこともできます。水蒸気だけでもきれいに取れるので、水以外必要なく健康上問題になりそうな洗剤などを使う必要がありません。これだけでもスチームクリーナーを使うメリットはあります。
月に1回程度スチームクリーナーで清掃すれば、常にきれいな浴槽を保つことができます。あと問題はカビですが、浴槽の天井や壁についているカビもスチームクリーナーの水蒸気だけできれいにとれます。
ただし、浴槽の床の周りのコーキングされている部分にカビが生えている場合、限界があります。コーキングの表面についている場合は、スチームクリーナーの水蒸気である程度取れますが、奥までカビが浸透している場合は、水蒸気だけでは除去できない場合があります。
その場合、スチームクリーナーを購入するときについてくる洗剤で下処理をしてから水蒸気を噴射すると簡単に取れるときがあります。それでも取れない場合がありますので、そのときはカビキラーでも取れません。カビキラー波の洗浄能力がスチームクリーナーにはあるということです。
風呂のカビ取りはメンテナンスとして使うこと
カビキラーでも取れないカビはあるので、スチームクリーナーでも取れないカビがあってもおかしくありません。そこまでカビが生えるまで、ほったらかしにしておくこと自体に問題があります。
できるだけこまめに浴槽の清掃を行っていれば、カビが取れなくなるまで生えることもありませんし、スチームクリーナーで取ることができます。定期的な浴槽の清掃をすることが一番大切です。1か月に1回程度スチームクリーナーで清掃していれば、カビが生えたとしても取れなくなるようなことはありません。
このように定期的にスチームクリーナーで掃除をするだけで、年中浴槽をきれいな状態にしておけます。高温の水蒸気を噴射することで、カビ落としだけではなく除菌作用もあり抗菌効果もあります。
頑固なカビの場合や色がそのまま残っていたとしても、カビ自体はきれいに清掃することが出来ます。色落としとしてではなく、カビを殺菌する効果はスチームクリーナーであれば十分にあります。
スチームクリーナーが原因でカビが生えることはあるの?
スチームクリーナーは水蒸気を噴射して汚れやカビを落とすのが基本的な仕組みです。この場合、浴槽などを水蒸気を噴射して清掃することで、スチームクリーナーの水蒸気が原因でカビが生えたりすることはないのでしょうか。
折角カビを落としたとしても、その後に噴射した水蒸気の影響でカビが再び生えてきたら意味がありません。スチームクリーナーがカビを発生させることがあるのかないのかはっきりと知りたいところです。
この点は気にして使ったことがある人は少ないので見ていきます。結果から言うとスチームクリーナーで浴槽を掃除したあとに、カビが生えることはありません。
確かにスチームクリーナーは水蒸気を噴射して汚れを落とすという仕組みですが、噴射する水蒸気の温度は100度と、噴射した後に水蒸気が気化する温度で噴射しています。水滴として残る可能性はほぼ0%に近いものです。
購入するスチームクリーナーの品質に問題があるような場合は、水滴を噴射するようなこともたまにありカビの元になることも考えられます。この場合は、あくまでもクリーナーの品質に問題があるだけで、クリーナー自体が基準を満たしているものであれば何の問題もありません。
スチームクリーナーを使って浴槽のカビや水あかを取ることは可能で、変なにおいなども感じることがないので、健康にも害を及ぼすことがなく安心・安全のカビの除去ができるのではないでしょうか。